医院ブログ

2020.07.07更新

皆様、こんにちは。

院長の山本康博です。

先週末に
ボツリヌストキシン製剤注入療法
ヒアルロン酸注入療法
のトレーニングコースを受講し認定書をいただいてきました。
ヒアルロン酸やボツリヌストキシンは美容に興味ある方であれば耳にしたことがあると思います。美容外科の世界ではありふれた治療法です。

「なぜ歯科医院である、やまもと歯科大久保院でヒアルロン酸注入・ボツリヌストキシン注入を始めたのか?」それを2回に渡ってご説明します。
長くなりますが、読んでいただければ幸いです。

ボツリヌストキシンとは?

当院の患者様やスタッフの中に、過度の食いしばりや歯ぎしりで歯がすり減ったり、欠けたり中には頭痛がひどくなってしまう方がいらっしゃいます。
まず、そのような方にはまず食いしばり・歯ぎしりをなくすためにそのような癖(TCHと言います)を取り除く生活指導をして、マウスピースを装着して、場合によっては噛み合わせの調節・かぶせ物の交換などを行います。この治療で改善していく方ももちろんいらっしゃいますが、全く変わらない方もいらっしゃいます。
これは咬筋(いわゆるエラのあたりです。)といって顔面で最大の筋肉の緊張が原因となっています。
従来の方法であればここまでが限界だったのですが、このボツリヌストキシンを食いしばりを起こしている原因の筋肉(咬筋)に注入すると(私もしましたがほとんど痛くありません!)改善しなかった患者様が劇的に改善していく場合があります。(20年以上この症状に悩んでいらっしゃった知り合いの方が劇的に改善していたので本当にびっくりしました!)

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また、ボツリヌストキシンと聞くと危ないものでは?と思ってしまわれる方もいらっしゃいますが、アメリカでは1977年から使用され、日本でも1987年に国に承認・使用され歴史ある安全性の高いものになっています。(危ないと思われている方は乳児がはちみつを食べて起こる可能性があるボツリヌス症のイメージがあるからだと思います。これは大人では起きないとされています。)
参考消費者庁HP
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/food_safety/food_safety_portal/topics/topics_001/)
処置時間はわずか10分ほどで辛い食いしばりから解放されるこの方法は、技術的な限界を感じていたので本当にありがたい方法でした。
食いしばりがなくなると普段から、冷たいものに歯がしみやすい方も改善が期待できます。
また、特に歯ぎしり食いしばりがひどい方やエラのはっている方には小顔になる効果もついてきます!(美容外科ではこの目的で用いることが多いようです。)
ただ、もちろんですが施術された皆様全員に劇的な効果が期待できるわけではありませんし、既往歴により施術できない場合もありますのでその点は十分に注意してください。
特に血清成分を含みますので宗教上の制約がある方は十分に注意してください。
ご興味をお持ちの方はスタッフも知識を持っている者もいるのでお聞きください。