こんにちは、やまもと歯科大久保院です!
皆様いかがお過ごしでしょうか??(^^)
さて、早速ですが今回お話しするテーマは「根っこの治療ってどんな事をしているの?」です。
前回もお話しさせていただいた通り、虫歯の進行度によって治療内容や方法が違ってくることはお分かりいただけましたでしょうか??
そもそも、歯には神経や血管が通っており虫歯が深くまで進行してしまうとその部分が炎症を起こしてしまうので、悪いところを削って埋めるだけでは根本的な治療にはなりません(>_<)
そこで根っこの治療が必要になってきます···!
今回も画像などを使って分かりやすく解説させていただきます。
※治療は画像の左側→右側の順に進んでいきます。
※今回は、②の治療内容のみについてのお話しです!
根っこの治療の流れ
- まずは、悪い所を削っていきます(根っこの治療の際は必ず麻酔を行った上で進めます)
- 画像のみどり色の星印☆
ある程度まで削り終わると、根っこの中に細いネジの様な器具を入れて悪い組織や、神経を取り除きます。そして、一時的なお薬を詰めます(取り切れるまでは②の治療を繰り返し行っていく為、回数がかかります)
このネジのような器具にも太さがあり、ドクターは根っこの大きさに合わせて器具を選択します♪ - 完全に根っこの中の神経や細菌が取り終わり、炎症が治まると根っこの中に最終的なお薬を詰めます
- 最後に根っこの中に芯をたてて、土台を作り、被せ物を被せるとその歯の治療は終わりになります
(最後の治療に進むまでの間は、仮詰めの状態で過ごしていただくことになります)
治療の流れについては、お分かりいただけたでしょうか??手順の中にもあるように根っこの治療は、1回で一度に終えることは出来ません。
治療の時間を長くとる事が出来れば一度に可能かもしれませんが、患者様にとってもかなり負担が大きい治療の為やまもと歯科では数回に分けて行っております(*^^*)♪
また、治療の期間をあけないといけない治療でもある為ご予約の際はこの事もご理解していただきます様よろしくお願いいたします···!
さて、少し話が脱線しましたが···
実際にやまもと歯科で根っこの治療に使っている機械や器具の紹介をさせていただきます!
とても難しい内容になると思うので「こんなのがあるのか〜!」と言う、軽いお気持ちでご覧下さい…(笑)
治療機器のご紹介
リーマー
根っこの中を掃除する器具、数字が大きいほど太くなります。
EMR
根っこの中の深さを測る機械。
消毒液
2種類使用します、根っこの中を洗浄する特殊な液体です。
お薬(カルシペックス)
根っこの中に入れる一時的なお薬。
主にこの3つを使い治療を進めていきます︎^ ^
さてさて、いかがだったでしょうか?
普段治療中には中々見ることがきない器具や機械ばかりだったと思います。「え?根っこの治療をする時の為に、この内容をおぼえておかなくちゃいけないの??」
ご安心ください♪
やまもと歯科では、根っこの治療が必要な方にはチェアーサイドにて詳しくご説明をさせて頂いてから治療に入ります。安心して治療を受けていただけるよう、日々試行錯誤しながら患者様に寄り添う治療を心がけております(*^^*)
何か治療についてのご不明点がありましたら、些細なことでもご相談くださいね。この様な治療についても少しでも身近に感じていただければとても嬉しいです。
ありがとうございました。