2024.11.28
皆さんフロスは使っていますか?
皆さんフロスは使用した事は
ございますか?
こんにちはやまもと歯科大久保院です!
デンタルフロスは、毎日使用するのが理想的です。歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを取り除く事ができないため、歯垢の除去率を改善する為にデンタルフロスを使用する事をおすすめします!
実は歯ブラシだけで落とせる歯垢は6割程と言われています。
歯ブラシだけで大体の汚れは取れますが、歯垢は歯と歯間・歯と歯茎の間などに残る事が多いです。歯ブラシの毛先は細いものから固めや柔らかい歯ブラシと様々な種類がありご自身に合った歯ブラシを使用していると汚れは取れていそうですが、限界はあります。 そのまま隙間に溜まったプラークをそのままにするとどうなるかご存知ですか?
汚れ(歯垢)も放置すると固くなって歯石と呼ばれる塊になってしまいます。歯石まで固くなってしまうと、歯科専用の器具でないと除去できません。さらに、歯周病が進行し、口臭なども出てくる可能性があります。
フロスで隙間は
できません
毎日していたら歯と歯の間に隙間ができた、すきっ歯になる?と心配になる方がいますが「デンタルフロスで歯の隙間が広がる」という噂は、事実ではありません。
歯を実際に動かすためには大きな力が必要で、フロスを通したぐらいの力では、隙間ができるほど動いたりはしないです。
フロスを使うメリット
- 歯ブラシでは落としきれない歯間の汚れを除去できる
- お口の異常に気付ける(フロスが引っかかる場合は虫歯になっている可能性がございます)
- 口臭の予防に繋がる
フロスの種類は大きく分けて2種類
- ホルダータイプ
- 指巻きタイプ
当院で販売している
フロスの種類
フロスがワックスでコーティングされているワックスタイプは、切れにくく繊維も広がりにくい為、詰め物部分のケアにおすすめ。繊維が固まっていないノンワックスタイプは、歯の表面に付いた汚れを落としやすい特徴があります。
フロアフロスは、唾液や摩擦でスポンジが膨らみ汚れが取りやすいですが、フロスが太いので狭い隙間には使いにくいです。種類に悩まれましたら衛生士に是非ご相談ください!
フロスの使い方
- 一回の使用分の長さをケースから切り出す(約30センチほど、指で掴んで腕までの長さ)
- 指に巻きつける
- 歯と歯の間に入れる
(歯と歯の間にフロスを当て、横に動かしながらゆっくり歯と歯の間に入れる。鏡を見て場所を確認しながら使用しましょう)
- 上下に動かして歯垢を落とす歯の根元まで入ったら、歯に擦りつけるようにして、上下に動かし歯垢を落とします。隣り合った歯の両方の面を清掃します
- 取り出す時はそのまま抜きましょう
毎日できるように頑張っていきましょう!
この記事を監修した人
やまもと歯科 大久保院 院長
山本 康博
院長の山本は、一般歯科から専門的な治療まで幅広い診療を提供し、地域の皆様の口腔健康をサポートしています。国立東北大学歯学部を卒業後、滋賀医科大学医学部歯科口腔外科に入局し、総合歯科や複数の医療法人で院長を歴任。2018年にやまもと歯科大久保院を開院しました。
歯科医師臨床研修指導歯科医師(厚生労働省)の資格を持ち、日本口腔インプラント学会会員として専門的な知識と技術を習得。ストローマンインプラントマスターコースをはじめとする多数の研修に参加し、「家族と同じように、想いを込めて治療する」という理念のもと、患者様に寄り添った丁寧な歯科医療を提供しています。