2024.01.23

歯みがきを嫌がられるけどどうしたらいい?

将来のためにもしっかりと歯磨きを

今回は、「歯みがきを嫌がるお子さん」について、書かせていただこうかと思います。 子供さんのお口は生後6~7ヶ月ごろから乳歯が生え始め、3歳ごろには歯が生え揃います。 小さなお子さんをもつ親御さんはきちんと歯みがきをしたいところだと思いますが、小さなお子さんは、嫌がってなかなか歯みがきをさせてくれないことも多いかと思います。 歯磨きは親子のふれあいの場として、楽しい雰囲気で行われるのが理想ではありますが、嫌がる子を無理に磨くことも、親子のストレスとなっていることもある思います。 出来る限りお子さんには、きちんと歯みがき習慣を身につけてほしいと思います。 出生後〜歯が生えてくるまで、歯みがきの必要はありませんが、実は、歯みがきを嫌がらない子にするための準備は、この歯の生えていない時期から始まっています!! 生後2~3ヶ月ごろから、歯みがきの準備として、顔や口のまわりを優しく触ってあげ、それに慣れてきたら、口の中をきれいな指で、軽く触れると良いでしょう。 首がすわる頃には、周りの人たちの行動にも興味を示すので、パパやママ、兄弟や周りの人達が楽しそうに歯みがきをしているところを見せれば、歯みがきという行為が赤ちゃんにもインプットされます。 歯が生え始めたら、いよいよ歯みがきもスタートしますが、いきなり歯ブラシを使わず、ガーゼみがきから始め、徐々に歯ブラシに慣れさせるようにします。

仕上げ磨きで歯磨きを嫌がるお子さんも多い

幼児期で、すでに歯みがき嫌いになっているお子さんには、虫歯になりやすい部位を知ったうえで、効率良く仕上げみがきをすることや、歯ブラシを当てる強さや角度などを、適正にすることが、仕上げ歯みがきを嫌がらないポイントです。 実は仕上げ磨きで歯磨きを嫌がるお子さんも多いものです。 子供たちに聞いてみると、パパ、ママが歯磨きすると痛い!という子供さんたちが実は多いんですね、、、 キレイにしなくちゃ!という思いから多分パパ、ママ達は仕上げ磨きをする時に意外に力を入れて磨いてしまうんです。 幼児期を迎えるころには、シーラントなどの予防処置が必要ですが、この予防処置が、日頃の歯みがきをしやすくしてくれます。 実際にお子さんのお口の状態をみながら、具体的に直接ご指導もさせて頂きますので、どうぞお悩みをご相談ください。 大切なお子さんの歯を、やまもと歯科のスタッフもお手伝いさせて頂きますので一緒に守っていきましょう! これからは”治す歯医者さん”ではなく”守る歯医者さん”へ

この記事を監修した人

やまもと歯科 大久保院院長 山本 康博

やまもと歯科 大久保院 院長

院長の山本は、一般歯科から専門的な治療まで幅広い診療を提供し、地域の皆様の口腔健康をサポートしています。国立東北大学歯学部を卒業後、滋賀医科大学医学部歯科口腔外科に入局し、総合歯科や複数の医療法人で院長を歴任。2018年にやまもと歯科大久保院を開院しました。 歯科医師臨床研修指導歯科医師(厚生労働省)の資格を持ち、日本口腔インプラント学会会員として専門的な知識と技術を習得。ストローマンインプラントマスターコースをはじめとする多数の研修に参加し、「家族と同じように、想いを込めて治療する」という理念のもと、患者様に寄り添った丁寧な歯科医療を提供しています。

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