虫歯にならないための毎日のケア方法

今日から実践できる具体的な方法 1.正しい歯磨きの習慣を身につける(1日2~3回) 虫歯予防の基本は、やはり毎日の歯磨きです。特に、寝ている間は唾液の分泌が少なくなるため、細菌が増えやすくなります。そのため、夜寝る前の歯磨きは最も大切です。 1日2~3回 朝・夜は必須できれば昼食後も磨くと理想的です。 磨く時間 1回につき最低でも2分できれば3分を目安に。 磨き方のポイント •歯と歯ぐきの境目にブラシを45度の角度で当て、小刻みに動かす•奥歯の溝や歯の裏側も忘れずに•力を入れすぎず、歯ブラシの毛先が広がらない程度の力で 電動歯ブラシの使用も効果的。正しく使えば手磨きよりも磨き残しが少なくなります。 2.フロスや歯間ブラシを毎日使おう 歯と歯の間には、普通の歯ブラシでは届かない"プラーク(歯垢)"が残りがちです。この部分は虫歯や歯周病の原因になりやすいため、フロス(糸ようじ)や歯間ブラシを活用するのがとても大切です。 使用頻度 少なくとも1日1回、特に夜寝る前に使うと効果的。 種類 •歯と歯の間が狭い人→デンタルフロス•少しすき間がある人→歯間ブラシ 初めての人は、鏡の前で丁寧に使いましょう。 3.フッ素入り歯みがき粉で歯を強くする フッ素(フッ化物)は、歯の再石灰化を促し、虫歯菌の働きを抑える働きがあります。多くの歯科医がフッ素の使用を推奨しています。 おすすめ濃度 1450ppm(成人)※6歳未満の子どもは低濃度(500~1000ppm)を使用。 使い方のコツ •歯磨き粉は"1~2cm程度(大人)"を目安に•磨いた後は軽く1回だけ口をゆすぐ。フッ素が残りやすくなります•就寝前の使用が特に効果的 4.間食の回数を減らす 1日に何度も食事やおやつをとっていると、口の中が酸性になる時間が長くなり、歯が溶けやすい状態が続きます。間食の回数が多いと虫歯リスクが大幅に上がるのです。 1日の間食回数は1~2回以内を目安に 飴やガムなど、口に長く残るものは特に注意が必要です 飲み物も要注意:スポーツドリンク、ジュース、甘いカフェラテなどは頻繁に飲まないように 5.糖分の摂取量を意識する 虫歯菌のエサとなるのは「糖分」。普段口にする食品にどれくらいの砂糖が含まれているか、意識するだけでも虫歯予防につながります。 清涼飲料水1本に含まれる砂糖は、なんと角砂糖10個以上のことも おやつを選ぶなら、キシリトール配合のガムやナッツなど、虫歯になりにくいものを選びましょう どうしても甘いものを食べたいときは、食後にまとめて食べるのがコツ 6.唾液を増やして口内を守る 唾液には、口の中を中性に保ち、酸を洗い流す働きがあります。唾液の分泌が少ないと、虫歯になりやすくなってしまいます。 こまめに水やお茶を飲む(無糖のもの) よく噛んで食べる(特に繊維質の多い野菜) ガム(キシリトール入り)を噛んで唾液を増やす ストレスや加齢、薬の副作用でも唾液は減ることがあるので注意 7.歯科医院での定期検診を受けよう(3~6ヶ月ごと) どれだけ自分でケアしていても、どうしても磨き残しは出てしまうもの。"歯科医院での定期検診とクリーニング"(PMTC)"を受けることで、早期に虫歯を見つけたり、予防することができます。 歯石の除去 フッ素塗布 磨き残しのチェックや歯磨き指導 小さな虫歯の早期発見・治療 定期検診は「歯を治すため」ではなく「歯を守るため」に受けるものです。 まとめ 虫歯予防は、「特別なこと」ではなく、「ちょっとした習慣の積み重ね」が何よりも大切です。 「正しく丁寧な歯磨き」「フロスやフッ素の活用「食生活の見直し」「歯科医院での定期チェック」これらを実践することで、一生自分の歯で美味しく食べられる未来がぐっと近づきます。ぜひ今日からできることから始めてみてください。

2025.09.17
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